普通とは何か

新卒で就職、そこから早々とレールを踏み外してしまった人が書くブログ。心療内科受診中の身。

故事『蟷螂之斧』を大阪弁にしてみるテスト

 文を赤文字、大阪弁にしたものを黒文字で表します。

 

斉荘公出猟。有一虫。挙足将搏其輪。

 斉の国の荘公が狩猟をしとった。そこに一匹の虫がおった。

足を挙げて、今にも車の車輪に打ちかかろうとしとった。

 

 問其御曰、 此何虫也。

荘公は御者に 聞いてん。

「これは何ちゅう虫やねん」と。

 

対曰、
此所謂螳螂者也。其為虫也、知進而不知却。不量力而軽敵。

御者は答えて言いよった。

「これはいわゆる蟷螂ゆう虫ですねん(※1)。その虫は進むことは知っとるけど退くっちゅうことを知らへん。自分の力も見んと(※2)敵を軽う見る奴ですわ。」

 

荘公曰、
「此為人而必為天下勇武矣。」

 すると荘公は

「これが人やったら必ず天下とりよるわ」。と。

 

廻車而避之。

 ほんで車を迂回してこれを避けたっちゅうわけや(※3)。

 

 

 

※1 「蟷螂っちゅう虫ですわ」、と統一しない方が何故かしっくりきます。

~でんねんとはあまり言わない気が。

※2 見やんと、という言い方は私はあまり聞きません。

※3 もう少し短く言うなら「これを避けたんや」になる。

 

余談:~してみるテストという言い方。今じゃ相当古いんじゃないかと思います。

時代をリアルに感じる分もしかしたら漢文よりも古く感じたりして。